監督だけじゃなかった…札幌創成高野球部 部長と顧問も体罰

[ 2013年10月22日 11:39 ]

 札幌創成高(札幌市北区)野球部監督の30代男性教諭が部員に体罰をしていた問題で、野球部部長の20代男性教諭と顧問の30代男性教諭も部員にそれぞれ体罰を加えていたことが22日、同校への取材で分かった。

 同校は北海道高校野球連盟などに報告し、3人の処分を検討する。

 同校によると、部長は9月14日、けが予防のために禁じているサッカーを部活動後にしていた1、2年生部員5人を正座させ、1人1、2回ずつ胸の辺りを蹴った。10月6日にも、声が小さいとして1年生の腹をノック用のバットで突いた。

 顧問は9月27日、保健体育の授業で他人の書いたノートを自分のものと装って提出した1年生部員の顔を平手で4回殴った。いずれもけがはなかった。

 また同校は当初、監督による体罰を受けたのは7、8人としていたが、調査の結果6人だったと明らかにした。監督による体罰が15日に発覚した後、学校側が全部員36人を対象に調査し、部長と顧問による体罰も発覚した。

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2013年10月22日のニュース