祝勝会は立食形式 シャンパン50本 球団社長「絶対日本一に」

[ 2013年10月22日 06:00 ]

日本シリーズ進出を決め、祝勝会で笑顔で乾杯する田中(中央)ら楽天ナイン

パ・リーグCSファイナルステージ第4戦 楽天8―5ロッテ

(10月21日 Kスタ宮城)
 試合後、楽天ナインはKスタ宮城の室内練習場で球団職員約100人と立食形式の祝勝会を行った。「日本一を東北に」と書かれた横断幕をバックに、初の日本シリーズ進出の余韻に浸った。

 昨年8月に就任した立花陽三球団社長(42)が「監督を絶対日本一にしよう!」とあいさつ。星野監督は「ユニホーム組だけでなく、縁の下で支えてくれた人たちのおかげで今がある。職員の皆さん、ありがとう」と感謝の言葉を述べた。乾杯の音頭は藤田が取り「日本一を東北に。チーム一丸となってこれを目指しましょう」と大声を上げ、用意された50本のシャンパンで乾杯した。

 チームは昨季までの8年間でAクラスはたった1度。立花社長は「今年は優勝する!」という言葉を意識的に職員の前で言い続けた。「最初から3位以内を狙うなんてプロスポーツではない。狙うなら優勝」。開幕前、全選手と全職員が「V」の字を描くように並んだ集合写真を撮影。球場の入り口に飾った。それは現実となり、今度は「日本一」の3文字が待つ。

続きを表示

2013年10月22日のニュース