谷繁監督 落合GMと来季構想みっちり5時間「もう一度強いドラゴンズを」

[ 2013年10月16日 06:00 ]

先輩の山本昌(左)から「よろしく」と頭を下げられ戸惑う谷繁監督

 選手兼任で来季から指揮を執る中日の谷繁監督が、監督として初めてナゴヤ球場で行われた全体練習に参加した。練習前には選手に「このチームは決して弱くない。もう一度、強いドラゴンズをつくっていこう」と呼び掛けた。

 初めて指揮官として接した選手からは今回の就任に「びっくりした」という声が聞かれた。それでも山本昌は「監督も勝つことに重点を置いて頑張ろうと話をされた。体調を整えて準備したい」と意気込み、選手会長の吉見は「久しぶりに締まる雰囲気を味わった。この2年間ではなかった」と変化を口にした。

 谷繁監督はナゴヤ球場内の施設で落合博満GMと約5時間にわたり来季の構想を練った。19日には宮崎で行われている秋季教育リーグ「フェニックス・リーグ」に足を運び、11月1日からは秋季キャンプを開始する。「やることの多さにびっくりしたが、チームの形は見えてきた」と力強い口ぶりで話した。

 また落合GMは森繁和氏(58=スポニチ本紙評論家)が新たにヘッドコーチに就任すると発表。さらにFA権を取得済みで今季で5年契約が満了する森野と残留交渉。「必要な戦力。必要と言った」と自ら口説いたことを明かした。

続きを表示

この記事のフォト

2013年10月16日のニュース