星野監督 平幕野球だ「頭を下げて前みつを取って戦う」

[ 2013年10月16日 06:00 ]

バットを手に練習を見守る星野監督

パ・リーグCSファイナルステージ第1戦 楽天―ロッテ

(10月17日 Kスタ宮城)
 楽天は「平幕野球」でCS突破を目指す。Kスタ宮城で練習を見守った星野監督は「うちはどっしり構えるチームじゃない。平幕優勝なんだから、頭を下げて前みつを取って戦う」と誓った。

 今季は球団創設9年目で初優勝を達成したが、先発は24勝の田中と新人ながら15勝の則本しか計算できる投手がおらず、中継ぎ陣も全体的に不振。17日のファイナルSの初戦は田中、2戦目は則本が先発予定も3戦目以降は未定だ。辛島、ハウザー、美馬が先発候補だが、総力戦となる可能性は高く、指揮官は「平幕」のようになりふり構わぬ采配が必要となる。

 それだけに初戦に先発する田中は大きな期待を背負う。今季のロッテ戦は3戦3勝、防御率0・75。この日はブルペン投球も行った右腕は「(気持ちの高まりは)特にない。試合が始まる前でしょう」と冷静に話した。

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2013年10月16日のニュース