斉藤和巳氏 ユニホーム姿で最後の4球…城島氏と黄金コンビ復活

[ 2013年9月28日 14:06 ]

<ソ・西>試合前のセレモニーで久々の投球を披露した斉藤和巳氏

パ・リーグ ソフトバンク―西武

(9月28日 ヤフオクD)
 右肩手術からの現役復帰を断念し、7月31日付でソフトバンクを退団した斉藤和巳氏(35=前リハビリ担当コーチ)が感謝の気持ちを伝える「メモリアルピッチ」が28日、西武戦の試合前にヤフオクドームで行われた。

 斉藤氏はユニホーム姿で走ってグラウンドに登場。昨季限りで現役引退した城島健司氏(37)が女房役を務め、2003年の最優秀バッテリーが1日限定で復活した。最後のユニホーム姿となるだけに、場内は大歓声に包まれた。

 斉藤氏は城島氏のミットにめがけて投げるも、ワンバウンド。城島氏に促されてもう2球を投じたが、いずれもワンバウンドとなった。秋山監督ら両チームのベンチが見守る中、4球目にようやくキャッチャーミットに収まり、笑顔で互いに握手した。ソフトバンク球団会長の王貞治氏(73)、斉藤氏の妻でタレントのスザンヌ(26)もセレモニーを笑顔で見つめ、拍手を送った。

 試合後には「感謝のセレモニー」が行われ、斉藤氏がファンにあいさつする。

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