ディオーネとフローラが決勝進出 ティアラC相模原大会

[ 2013年9月28日 21:15 ]

リーグトップの11勝に並んだディオーネ宮原

 女子プロ野球のティアラカップ神奈川相模原大会は28日、サーティーフォー相模原で1回戦2試合が行われ、ディオーネが5―2でレイアを、フローラが3―3で抽選の末アストライアを下して29日の決勝に進んだ。

 第1試合は6回、追いついたディオーネが1死一塁から4番シェイの打球を右翼手が後逸。その間に1塁走者が生還し、勝ち越した。さらに7番田中の左犠飛で追加点を挙げると、なおも2死満塁から9番川崎が押し出し四球を選び4点目。続く1番厚ヶ瀬の左前適時打でこの回4点を挙げ、試合を決めた。ディオーネ先発の宮原は、完投で8月17日の相模原大会以来となるリーグトップに並ぶ11勝目を挙げた。

 第2試合はフローラが6回2死二、三塁から小西美が中前適時打を放ち同点に追いつくと、なおも2死一、三塁からアストライア先発・渚の暴投の間に三塁走者がかえり、勝ち越しに成功した。その裏、アストライアは中平の適時打で再び追いつき、最終回まで両者譲らず試合規定により決着は抽選へ。抽選の結果、フローラが決勝進出を決めた。

 ▼ディオーネ・シェイ みんな盛り上がっていたし、私自身も気合が入っていた。(初のヒロインについて)誇りに思います。オーストラリアでも4番を経験したことはほとんどなく、最初は考え方もわからなかったが少しずつ慣れてきました。あす(29日)も勝つだけ。一球に集中して試合に取り組んでいきます。

 ▼ディオーネ・宮原 (前回の相模原大会以来の勝ち星に)正直とても長かったです。自分自身の勝利より、チームの勝利と何度も言い聞かせてプレーすることが出来たと思います。今大会で優勝を逃すとディオーネの女王決定戦進出の可能性がなくなるので、何としても勝ちたかったです。白星をチーム一丸となって手に入れることが出来て本当にうれしく思います。

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