マートン打球 試合後“誤審認めた”「真実と事実という言葉もある」

[ 2013年8月24日 10:13 ]

<中・神>3回、マートンの打球はジャンプする右翼・平田の頭上を襲った。フェンスには打球の当たったあとが見えるが…判定はアウト

セ・リーグ 阪神7-2中日

(8月23日 ナゴヤD)
 阪神が執念の逆転勝ちを収めた。0―0の3回2死一、二塁。マートンの打球は右翼フェンスに当たってからジャンプした右翼手・平田のグラブに収まったように見えたが、名幸一塁塁審の判定は直接捕球でアウト。和田監督が猛抗議した結果、遅延行為とみなされ監督就任後、初の退場処分となった。「先制」の2点とともに指揮官が消えた阪神だったが、6回に新井良が逆転の2点二塁打を放つなど11人攻撃で5得点を挙げて逆転。首位・巨人とのゲーム差を5に縮めた。

 試合後、阪神・四藤慶一郎球団専務は「我々も現認していたし監督、コーチ、選手も到底、納得のできるジャッジではない。審判がしっかり見ていてくれたら、こういうことにはならなかった。そういうことで、ジャッジに対する抗議書を送ります」と説明。一方で、審判団は3回のプレーのVTRを確認。責任審判の栄村二塁塁審は「真実と事実(は違う)という言葉もあるので」と、誤審を認めるかのような発言をした。

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