坂本「サインはホームラン」 24打席ぶり安打は指示通りの3ラン

[ 2013年8月24日 22:47 ]

<D・巨>4回無死一、二塁、3ランを放った坂本(左)は原監督とグータッチ

セ・リーグ 巨人8―2DeNA

(8月24日 横浜)
 巨人の坂本が1点リードの4回、無死一、二塁で内角低めのカーブを左翼スタンドに弾き返す12号3ランを放った。

 この日まで5試合、自己ワーストの22打席無安打で、打順もこれまでの「1番」から「7番」に降格。この日の第1打席でも凡退しており、無安打は23打席に伸びていた。

 ベンチに戻ると、もみくちゃにされた坂本は「いろんな方にアドバイスをいただいていたので、打てて良かった」と久々の笑顔を見せた。だが、原監督は坂本を信じていた。「小さくならずに、サインはホームラン。サイン通りの結果だった」と語り「チームに献身的な選手。それを知っているから、チームも皆、自分のことのように喜んでいる」と称えた。

 この1発で弾みがついた巨人打線は、4回以降毎回安打で計15安打8点を奪って連敗もストップ。坂本も「この1本をいいきっかけに上げていきたい」と力強く語っていた。

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