花巻東、雄星以来4年ぶり4強!8回3連続適時打で鳴門に逆転勝ち

[ 2013年8月19日 10:29 ]

鳴門を破り準決勝進出を決め、喜ぶ河野(中央)ら花巻東ナイン

 第95回全国高校野球選手権大会第12日は19日、甲子園球場で準々決勝を行い、第1試合は花巻東(岩手)が5―4で鳴門(徳島)に逆転勝ちし、菊池雄星(西武)を擁した2009年以来4年ぶりの4強進出を果たした。

 花巻東は6回、先頭の千葉が四球で出ると、無死一塁から3番・岸里がバックスクリーンに飛び込む2点本塁打を放って先制。直後に3適時打で逆転を許すも、8回に3連続適時打で再び試合をひっくり返した。千葉の四球から2死二塁とし、多々野の一塁ベースに当たる幸運な内野安打で3―3の同点に。なお2死一塁から山下の左中間を破る二塁打で逆転し、続く茂木も右前適時打を放ってリードを2点に広げた。

 今大会初先発の細川は7回途中4安打3失点と粘って試合をつくり、中里、河野とつないで勝利を呼び込んだ。

 鳴門は2点の先行を許した直後に3適時打で一時は勝ち越し。しかし徳島大会から一人で投げ抜いてきた右腕・板東が8回に力尽きた。9回には2死満塁から稲岡の二塁強襲の適時打で1点を返したがあと1本が出ず、1950年以来63年ぶりの4強はならなかった。

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