富山勢40年ぶり8強!宮本 ダル以来の2戦連続10K完封

[ 2013年8月19日 06:00 ]

<木更津総合・富山第一>最後の打者を三振に仕留め、2戦連続完封勝利を挙げた宮本

第95回全国高校野球選手権3回戦 富山第一8―0木更津中央

(8月18日 甲子園)
 富山第一が木更津中央に8―0で快勝し、初出場ながら73年の富山商以来、県勢としては40年ぶりの8強進出を果たした。

 エース宮本が初戦の秋田商戦に続き、2試合連続完封勝利。2試合連続2桁奪三振での連続完封は、04年の東北・ダルビッシュ(レンジャーズ)以来の快挙だ。さらにこれまでの最速を3キロ更新する147キロを計測し「大舞台で最速を更新できてうれしい。ここで満足するわけにはいかない。新しい歴史をつくっていきたい」ときょう19日の準々決勝・延岡学園(宮崎)戦に向け意気込んだ。

 実は先発9人中6人が末っ子。黒田学監督は「その気質が悩み」と話したことがあったが「末っ子軍団」は甲子園でたくましく成長した。チームの合言葉は「富山に革命を起こす」。狙うは県勢初の4強入りだ。

 ≪04年ダル以来快挙≫富山第一の宮本が秋田商戦に続き10三振を奪い完封。2試合以上連続2桁奪三振での完封は、04年に東北・ダルビッシュ有が記録して以来11人目。最多は32年明石中・楠本保の3試合連続。

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2013年8月19日のニュース