星野監督　怒りのキック！嶋のリードをチクリ「出す方も出す方」

＜西・楽＞サヨナラ勝ちに沸く西武ナインをベンチから見つめる楽天・星野監督

パ・リーグ 楽天１１－１２西武

（8月18日 西武Ｄ）
　楽天は守護神・ラズナーが３点リードを守りきれず、２試合連続のサヨナラ負けを喫し、２カード連続の負け越しとなった。

　一時は最大４点差をひっくり返しただけに、星野監督は「ラズナーはフォークばかり投げて打たれとる。（サインを）出す方も出す方。まあ、しようがない。これが野球や」と不機嫌に話し、帰りのバスに乗り込むと座席の前の収納棚を蹴り上げた。サヨナラのホームを狙った二塁走者のヘルマンと衝突した際に左肩を痛めた嶋は「これだけ点を取ってくれたのに申し訳ない」と、患部の痛みよりもチームの敗戦の責任を背負った。

　▼楽天・ラズナー　つながれてベースを埋められ、うまくやられてしまった。

　▼楽天・芹田強トレーナー（嶋について）仙台に戻って様子を見る。