樟南・山下、女房役に感謝「緒方と甲子園で1勝できて良かった」

[ 2013年8月12日 15:05 ]

完封で佐世保実を破り、笑顔の樟南・山下(左から2人目)

第95回全国高校野球選手権大会1回戦 樟南1―0佐世保実

(8月12日 甲子園)
 9回1死満塁のピンチを三ゴロ併殺に仕留めると、樟南の左腕山下は両手を広げて喜んだ。6四死球と制球に苦しみながらも5安打での完封に「持ち味の打たせて取る投球ができた」と控えめに笑った。

 前半は毎回走者を背負った。中学時代からバッテリーを組む緒方から左足に体重を残すようにアドバイスされると、6~8回は変化球が低めに集まり三者凡退に抑えた。「自分のいいところも悪いところも分かっている。緒方と甲子園で1勝できて良かった」と女房役への感謝を口にした。

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2013年8月12日のニュース