緊急地震速報時は試合中断…全国高校野球選手権大会

[ 2013年8月12日 11:50 ]

 第95回全国高校野球選手権大会の大会本部は12日、気象庁から緊急地震速報が発表された場合の対応について、甲子園球場に影響があると判断した場合、直ちに試合を中断することを決めた。

 8日に行われた日川高(山梨)―箕島高(和歌山)では試合中に緊急地震速報が発表されたが、兵庫県への影響がないことを確認したため、試合を続行した。

 今後は会場に影響がある緊急地震速報発表時には、ネット裏の放送席にいるその試合の幹事審判委員がブザーで球審を呼び、試合を中断するよう指示する。さらに観客には電光掲示板やアナウンスでその場で待機するように求めることとした。

 今大会の「代表校・応援団の手引き」には大地震、大津波の発生や雷雲接近の対応については明記されているが、緊急地震速報への対応は決まっていなかった。

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2013年8月12日のニュース