太田幸司氏 長男伝令役見届けた「充実感あるのでは」

[ 2013年8月12日 06:00 ]

太田幸司氏は、スタンドで長男・幸樹が主将を務める福知山成美を応援

第95回全国高校野球選手権1回戦 福知山成美7―8沖縄尚学

(8月11日 甲子園)
 元近鉄の太田幸司氏の長男で主将の幸樹が伝令役を務めた。

 太田氏は69年夏の決勝で三沢(青森)のエースとして松山商(愛媛)と延長18回引き分け再試合となる名勝負を演じた。背番号10の幸樹は控え投手として出場できなかったが、3度マウンドに行く姿をアルプス席で見守った太田氏は「出番はなかったが、それなりに充実感があるのでは」と目を細めた。幸樹は「父が言葉で伝えられなかったことはあったと思う。グラウンドに立っていろいろなことを感じることができた」と話した。

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2013年8月12日のニュース