こん身の球を痛打される…岩国商・高橋「自分のやれる投球できた」

[ 2013年8月12日 12:24 ]

試合後、健闘をたたえ合う岩国商・高橋(右)と前橋育英の高橋光

第95回全国高校野球選手権大会1回戦 岩国商0―1前橋育英

(8月12日 甲子園)
 岩国商の先発・高橋は勝利に値するだけの投球をみせた。直球とスライダーを軸に、低めを丁寧に突いて9三振、無四球で完投した。自ら「こん身のボールだった」という直球を三塁打されて失った1点に泣いたが、「自分のやれる投球はできた」。

 今春の選抜では2回戦敗退。「春はピンチで本来の投球ができなかったが、きょうは落ち着いて投げられた」というように、一瞬の判断でスクイズを見破ってコースを外す冷静さも見せた。左腕は「出られなかった人がたくさんいる。泣いたら申し訳ない」と涙は見せなかった。

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2013年8月12日のニュース