佐世保実、九州対決に惜敗…9回1死満塁の好機も強攻策実らず

[ 2013年8月12日 14:22 ]

第95回全国高校野球選手権大会1回戦 樟南1―0佐世保実

(8月12日 甲子園)
 樟南の“バント野球”とは対照的に、佐世保実は強攻策で惜敗した。

 0―1で迎えた9回、先頭の山田から2連打で無死一、二塁。ここは代打・阪本が送って1死二、三塁とし、さらに四球で満塁となって同点、逆転の絶好機を迎えた。だが、「スクイズも考えたが、打たせるのがうちのスタイル」と清水監督が話すように、次打者はヒッティング。打球は三塁ゴロとなり、併殺打で試合終了となった。

 5安打、6四死球と走者を出しながら、あと1本が出なかった。清水監督は「木下はよく投げた」と8回1失点のエースを思いやり、「相手投手の攻略に時間がかかってしまった」と悔やんだ。

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2013年8月12日のニュース