岩隈、自己ワースト9安打6失点で6敗目 青木との対決は完勝も…

[ 2013年8月11日 13:28 ]

ブルワーズ戦の7回、ジェネットに3ランを浴び汗を拭うマリナーズ・岩隈

インターリーグ マリナーズ0―10ブルワーズ

(8月10日 シアトル)
 米大リーグ、マリナーズの岩隈は10日(日本時間11日)、シアトルでのブルワーズ戦に先発し、6回2/3を投げて9安打6失点、3連敗で今季6敗目(10勝)を喫した。ブルワーズの青木は「1番・右翼」で5打数1安打だった。試合はブルワーズが10―0で大勝した。

 6回まではブルワーズ打線に三塁を踏ませない快投。走者を出しながら持ち味である粘り強い投球で得点を許さなかった岩隈が0―0で迎えた7回に突然崩れた。

 バント安打に打ち取った当たりが内野安打となる不運も重なって無死一、三塁のピンチを招き、三塁手の野選で先制点を献上すると、なお無死一、三塁からフランシスコに中越え適時二塁打、ベタンコートに左前適時打、ジェネットに右越え3ランを浴びて計6失点。なんとか2死までこぎつけたものの、ルクロイに左前打を許して降板した。

 被安打9はキャリアワースト、6失点はワーストタイの屈辱。青木との“日本人対決”は二ゴロ、投ゴロ、ニゴロ、空振り三振と完勝したものの、苦いマウンドとなってしまった。

 岩隈に抑えられていた青木は9回にルートキーから右前打を放った。

 ▼岩隈の話 あのイニング(7回)にボールが高く浮いてしまった。(バント処理で腰をひねり)投げるバランスがずれたが、腰の影響か分からない。それまでは低めで動かしてゴロを取れていたが、あの回は浮いていた。

 ▼青木の話(岩隈を打てず)完全にタイミングをずらされた。本当に丁寧に投げていた。悔しい。岩隈から打って自信をつけたかった。

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