“ベンチ入りで一番遅い”小野寺が激走「人生で一番速かった」

[ 2013年8月11日 06:00 ]

<仙台育英・浦和学院>9回2死一塁、熊谷のサヨナラ打で一塁走者・小野寺(左)がホームイン

第95回全国高校野球選手権1回戦 仙台育英11―10浦和学院

(8月10日 甲子園)
 まさに激走だ。仙台育英は9回2死から左前打で出塁した一塁走者・小野寺が、続く熊谷の左翼線二塁打で1メートル70、77キロのふくよかな体を揺らして人生初めてサヨナラのホームを踏んだ。

 50メートル走は「ベンチ入りで一番遅い」という6秒8。普段の練習ではベースランニングで背走する上林に抜かれ、他選手の2倍走らされていただけに「人生で一番速かったと思います。きょうは打てていない(上林)誠知のために勝ちました」と振り返った。

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2013年8月11日のニュース