ディオーネ 接戦制しティアラカップ3度目V MIPに宮原

[ 2013年5月19日 22:57 ]

3勝目を挙げたディオーネ・植村美奈子

 関東で初の女子プロ野球、コスメナチュラルズPRESENTSティアラカップ埼玉越谷大会が19日、越谷市民球場で行われ、サウス・ディオーネがイースト・アストライアを1-0で下し、今季リーグ最多とな3度目の優勝を勝ち取った。

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 試合は両チーム無得点で迎えた6回表1死一、二塁から4番宮原の中前打で二塁走者の橋本が好走し先制点を挙げた。その裏ディオーネのマウンドは先発の植村から、前日の1回戦を完投した宮原に交代。気迫のピッチングで無安打に抑え、1点を守り切ったディオーネが優勝した。ディオーネ先発の植村は5回無失点で今季3勝目。大会MIPは投げては1勝1セーブ、決勝戦でV打を放ったディオーネの宮原が獲得した。

 3位決定戦は、フローラが2回1死満塁で9番金山が押し出し死球で先制。続く3回には、この回先頭の2番無死2塁のチャンスを作ると、3番三浦が右中間三塁適時打を放ち2-0。なおも無死3塁から、4番中村の中犠飛で3点目を追加し、試合を優位に進めた。レイアは5回2死満塁で山崎の走者一掃の左中間適時二塁打で同点とした。その後、両チーム無得点のまま試合時間が1時間45分を越えたため、大会規定により、引き分け終了となった。

 ▼ディオーネ・宮原臣佳 (リリーフについて) 昨日は(野手に助けられた)悔しいピッチングになってしまった。この場で晴らそうと、キャッチャーに向かって思いを込めて投げました。(決勝タイムリーについて) 4番打者として結果を出せていませんでしたが、うれしく思います強い打球を心掛けていました。これからもこの調子が継続できるよう、頑張ります。

 ▼レイア・ 山崎まり 満塁で回り、後ろに4番がいたので、いい球だけを打とうと思って打席に入りました。前の打席も2死三塁で回ってきたのに、ライトゴロとなり悔しかったので、得点が入りうれしかったです。(JTB賞獲得について)まさか表彰されるとは思いませんでした。みんなが満塁にしてくれたから獲得出来たと思います。

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