阪神 逆転勝ちで2連勝!能見5回5失点も4勝目「野手に感謝」

[ 2013年5月19日 17:45 ]

<西・神>1回無死、秋山に中前打を打たれる能見(手前)

交流戦 阪神10―5西武

(5月19日 西武D)
 エース対決は予想外の点の取り合いとなり、阪神が逆転勝ちを収めた。

 阪神・能見は西武に対し、11年は完封勝利(6月11日、西武D、4―0)12年は完投勝利(5月27日、甲子園、3―2)と相性が良かったが、この日は浅村に左中間への先頭打者本塁打を浴びると、オーティズにも三塁線を破られる適時二塁打を許し、2点を先制された。2回も1失点、3回も2失点と3回まで毎回失点を喫した。

 一方の西武・涌井もピリッとしない。3年ぶりの阪神戦、過去5試合は5勝だったが、2回に自らの暴投で同点に。味方が加点し、3点リードで迎えた4回も柴田のバント処理を誤るなど無死満塁のピンチを迎え、西岡にストレートの四球。自滅で4回途中KOとなった。

 この回、阪神は鳥谷が右翼線へ逆転の2点適時二塁打を放つなど、一挙5点。6回には左越えへ新井貴の7号2ランが飛び出すなど、大量10点を奪い、2連勝。能見は5回5失点ながら4勝目。「初回から失点を重ねてしまい、申し訳なかったです。逆転してくれた野手の皆さんに感謝です」とコメントした。

 西武は苦手・能見を攻略しながら、涌井が大誤算。3連敗となった。

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2013年5月19日のニュース