河内 リーグ7人目の開幕20試合連続無失点

[ 2013年5月19日 06:00 ]

交流戦 広島1-2オリックス

(5月18日 マツダ)
 広島は連勝が4で止まり、交流戦初黒星となったが、河内の奮闘が光った。2点差の8回2死一、三塁で、3番手として登板。糸井を確実に右飛に仕留めて、リーグ7人目となる開幕から20試合連続無失点を記録した。

 好調継続の要因は「平常心」だ。「調子が悪い時もありますが、同じ気持ちで投げる。それができている」。開幕から計10イニングを投げ、36人の打者に対して被安打2、四死球4と安定感を示す左腕。リーグ記録となる開幕24試合連続無失点も視界にとらえてきたが「イニングも少ないし人の走者を返してしまったことも何度かあるので…。数字は何とも思っていないです」と無心を強調する。

 左肩故障から復活し、自らの居場所をつかみ取った不屈の仕事人は敵を斬り続ける。

 ≪リーグ記録は佐々木、山口の24試合≫3番手の河内(広)が1/3回を無失点に抑え、開幕から20試合連続無失点となった。セで開幕から20試合以上連続無失点は、12年山口(巨)に次いで7人目だが、広島では河内が初めて。開幕からのリーグ記録は98年佐々木(横浜)と前記山口の24試合。

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2013年5月19日のニュース