高津臣吾氏も太鼓判 ルナ&マギーは選球眼と少ない三振で日本向き

[ 2013年4月23日 12:05 ]

開幕から打ちまくる中日の新外国人・ルナ

新外国人が大当たり

 スポニチ本紙評論家の高津臣吾氏がルナとマギーの打撃を分析した。

 ルナとマギーの打撃の共通点は、無駄な動きが少ないこと。どっしりした構えから、そのまま最短距離でバットが出てくる。だから、ボール球を追い掛けることが少ない。こういう打者は、投手からすればボールをじっくり見られている感じを受け、投げにくい。

 ルナは典型的なコンタクトヒッター。メジャーではパワーで見劣りしたので控え止まりだったが、日本では活躍する可能性は十分ある。今季の32安打中、中堅から右方向がほぼ半分の15本と、広角に打てるのが魅力だ。一方のマギーはメジャーでもシーズン104打点を記録したことがあり、実力は折り紙付き。昨季もヤンキースで一緒にプレーしたジョーンズと本当に仲がよく、いろいろ教えてもらっていると聞く。ジョーンズの後ろの5、6番にいるのも投手にとっては嫌だ。

 外国人選手が日本で活躍できるかどうかの一番の条件は、選球眼。三振が少なく、四球を多く取れれば自然と打率は残すことができる。その点でもルナとマギーは日本向きといえるだろう。

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