吉見 大量援護に守られ今季初勝利、ナゴヤDで3年越し15連勝

[ 2013年4月23日 22:12 ]

<中・神4>初勝利の吉見(左)と6打点の和田はファンの声援に応える

セ・リーグ 中日15―3阪神

(4月23日 ナゴヤD)
 安定感では球界随一の中日・吉見が苦しんでようやく初勝利を挙げた。

 お立ち台では「やっとスタートしたという感じ」と何とか役割を果たしホッとした表情。相手の阪神もエースの能見が先発とあって投手戦の予想だったが、味方が序盤から大量の援護をしてくれた。「野手の皆さんのおかげです」と感謝の言葉が口をついた。

 前回、前々回とビジターで崩れエースの役割は果たせないままだったが、この日は5回まではすいすいと無失点、大量リードした6、7回に計3失点したものの勝ち星が付いた。「どんな形でも勝ちが付くのは大きいこと」と“1勝”を喜んだ。本拠地ナゴヤドームでは11年8月19日の広島戦以来これで3年越しの15連勝となった。

 吉見は「連勝は気にせず、投げるときはしっかり投げる。これから歯車がかみ合うと思う」と逆襲へエースの意気込みを見せていた。

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2013年4月23日のニュース