マー君　連敗止めた！１５安打許すも８回３失点、３勝目

＜オ・楽＞力投する楽天の田中

パ・リーグ 楽天９―３オリックス

（4月23日 京セラＤ）
　楽天・田中が８回１５安打を浴びながらも３失点で今季３勝目。チームの連敗を３で止めた。

　２回に自らの暴投で逆転を許すなど３回までに３失点。２回から７回まで毎回２安打、８回には３安打を許すなど本調子にはほど遠い内容。１５安打は自身ワーストも今季最多１３３球を投げた。

　打線は同点の７回、連続四球と銀次の左前打で無死満塁とし、鉄平の適時打で勝ち越すと最後は松井稼が左翼線へ２点適時打を放ち、この回５点。７者連続出塁の猛攻で試合を決めた。

　田中は１０年８月１日から対オリックス戦は７連勝。相性の良さも生かして役割を果たしたが「よう粘ったんじゃないですか。セットポジションのいい練習ができました」と自虐的に振り返るしかなかった。星野監督も「１５本打たれて勝利投手になるなんて監督生活で初めて」と苦笑いだった。