ヤクルト 連敗5でストップ!バレンティンが決勝2点二塁打

[ 2013年4月23日 21:30 ]

<ヤ・広>8回2死二、三塁、左中間2点適時二塁打を放ったヤクルト・バレンティン

セ・リーグ ヤクルト3―1広島

(4月23日 神宮)
 主砲の一振りで、ヤクルトが連敗を5で止めた。

 1―1の同点に追いつかれた直後の8回。2死二、三塁の好機で4番・バレンティンに打席が回ってきた。2ボール2ストライクからの5球目、今村の落ち切らなかった真ん中フォークを振り抜き、中堅左を破る二塁打。2者が生還し、勝ち越しに成功した。

 ヤクルトは、試合前までリーグ最下位のチーム打率・199。2試合連続零封負けで、24イニング連続無得点。前日22日には不振の野手陣が休日返上で打撃練習を行っていた。

 だが、この日は今季初めて1番に田中浩、2番に森岡を起用。その新打線が3回につながり、1死一塁から田中浩が左前打して一、三塁。ここで森岡がきっちり左犠飛して1点を先制。27イニングぶりに得点した。小川監督は「やっと連敗が止まりました」とほっとした表情。

 先発・村中が8回途中まで投げて試合をつくり、9回は山本哲が締めた。3番手で登板、1/3回を抑えたドラフト4位ルーキー・江村にプロ初勝利がついた。

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2013年4月23日のニュース