33イニング2失点 浦和学院・小島 冷静な投球術光った

[ 2013年4月2日 14:41 ]

敦賀気比戦に先発した浦和学院・小島

第85回選抜高校野球準決勝 浦和学院5―1敦賀気比

(4月2日 甲子園)
 エースが冷静な投球術を披露した。浦和学院の小島は5安打1失点で完投。「勝てたことがいちばんうれしい。夢みたい」と声を弾ませた。

 1回に連打を浴びて先制を許したが、「内角の直球に張られている」と感じると、2回以降はカーブを織り交ぜて的を絞らせなかった。要所では力のある直球を投げ込み「出し入れがうまくできた」と納得顔だった。

 33回を投げて2失点と抜群の安定感を誇る。決勝に向けて左腕は「気負わず、気を抜かずに自分の投球をしたい」と自然体を強調した。

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