3回戦の死球影響も…藤田力尽き6回降板

[ 2013年4月2日 06:00 ]

<済美・県岐阜商>済美に惜敗しうなだれる県岐阜商・藤田(右)と藤田監督

第85回センバツ高校野球大会第10日準々決勝 県岐阜商3-6済美

(4月1日 甲子園)
 県岐阜商の藤田は6回で降板し「エースの責任を果たせなかった。申し訳ない」と目に涙を浮かべた。

 5回までに9三振を奪ったが、突如異変が起きた。「(5回途中から)ボールが指にかからず力が伝わらなくなった」。3月30日の3回戦・大阪桐蔭戦で右すねに死球を受け、父でもある藤田明宏監督は「死球の影響だろう。限界だった」と苦渋の決断だったことを吐露。それでも大阪桐蔭の3季連続優勝を阻止したエースは「楽しかった。でもやっぱり悔しいので夏にまた戻ってくる」と誓った。

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2013年4月2日のニュース