穂積　緊急登板で好投　エース堀田が頭部死球で

春江工に勝利し、ガッツポーズで喜ぶ２番手に登板した穂積（手前）、捕手松木の常葉学園菊川バッテリー

第８５回選抜高校野球 常葉学園菊川９－５春江工

（3月22日 甲子園）
　常葉学園菊川の穂積が８回から急きょマウンドに上がり、春江工の反撃を１点に抑えた。

　８回の攻撃でエース堀田が頭部に投球を受けたため緊急登板。大会直前は発熱など体調不良に悩まされたものの、チームの期待に応えた。次の報徳学園（兵庫）戦については「堀田にはできれば帰ってきてほしい。リリーフならいつでも任せてくれ、という感じなので」と言葉に力を込めていた。

　◆途中交代　常葉学園菊川（静岡）の堀田竜也投手（３年）が、春江工（福井）戦の８回に頭部死球を受け途中交代。兵庫県西宮市の病院で診察を受け「異常なし」と診断された。２３日の練習への合流は未定。