いわき海星「ついに来たなっていう感じ」 甲子園で汗流す

[ 2013年3月20日 06:00 ]

グラウンドに飛び出すいわき海星ナイン

 甲子園練習第3日は19日、甲子園球場で行われ、仙台育英(宮城)や前日に雨でグラウンドを使えなかったいわき海星(福島)など21世紀枠4校を含む14校が汗を流した。最終日の20日は、今大会限定の「東北絆枠」で出場の山形中央など、18日に雨のため室内練習場で調整した4校が行う。

 いわき海星(福島)は雨天のため室内練習となった18日の仕切り直しで、晴れて甲子園の土を踏んだ。二塁手の坂本主将は「うれしかった。ついに来たなっていう感じで気持ちが高ぶった」と目を輝かせた。自校のグラウンドは津波被害に遭い、震災直後はがれきの山だった。がれきの撤去後もガラスの破片などが埋まった土の上で練習していただけに「がれきのある自分たちのグラウンドに比べたら、イレギュラーもなくて守りやすかった」と笑った。

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2013年3月20日のニュース