京セラドームの土を入れ替え 決勝見据え米国と同じ硬い土に

[ 2013年2月23日 06:00 ]

土を入れ替えたマウンドで投内連係を行う杉内

侍ジャパン壮行試合 日本―オーストラリア

(2月23日 京セラドーム)
 早くもWBC決勝を見据えた「足固め」だ。23日のオーストラリア戦などが行われる京セラドームと、WBC1次ラウンドの開催地・ヤフオクドームのマウンドとブルペンが、準決勝、決勝の舞台となるサンフランシスコのAT&Tパークと同じ仕様につくり替えられた。

 決戦の舞台と同じ粘土質の土「マウンドクレイ」を取り寄せ改良したもので、マウンドに6センチの深さの長方形の穴を掘り、200個の粘土ブロックを埋めた。また打席の土も同様に入れ替えた。東京ドームでの2次ラウンドを勝ち抜かなければ米国行きは見えないが、あくまでも世界一を見据えた準備の一端だ。

 この日、京セラドームでの練習中、投内連係で土の感触を確かめた摂津は「硬くなっています」とシーズン中の京セラドームとは違う印象を口にした。

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2013年2月23日のニュース