12球団一斉にオープン戦突入　大谷は併殺打デビュー　阪神21安打爆勝

５回表無死一塁、阪神・コンラッドは右越え２ランホームランを放つ（投手・新垣）

　プロ野球のオープン戦が２３日から始まり、各地で１２球団が一斉に登場した。沖縄・那覇では昨季日本一の巨人が広島と対戦。９回に守備の乱れで失点し、０―３で敗れた。

　打線は１番大田、４番村田がそれぞれ３三振ずつするなど、計１１三振で９安打を放ったが得点できなかった。

　阪神は新外国人コンラッドの本塁打などで２１安打を放ち、１５―６で日本ハムに大勝。大型新人・日本ハムの大谷は代打で登場し、初打席は投ゴロ併殺打に終わった。

　ＤｅＮＡはドラフト２位入団の三嶋がオリック戦に先発。ピンチで坂口、Ｔ―岡田を連続三振に仕留めるなど３回無失点と好投し、２―０で勝ったチームに貢献した。ヤクルトは７年ぶり古巣復帰の岩村が三塁打を放って好機をつくり、４―３で楽天に快勝。

　中日は４点差をディアス、山崎の本塁打などで追いつき４―４の引き分け。序盤に大量点を入れた西武は１０―２でソフトバンクに勝った。