雄平 リベンジ打…一日で立ち直らせた小川監督の言葉

[ 2012年9月20日 06:00 ]

<広・ヤ>7回、同点打を放ったヤクルト・雄平(41)を笑顔で出迎える(左から)赤川、宮本、武内、森岡、福地

セ・リーグ ヤクルト3-1広島

(9月19日 マツダ)
 1点を追う7回無死満塁。打席に入るヤクルト・雄平は小川監督の言葉を思い出していた。「結果が出なくてもいいから」。これで落ち着いた。

 今村の4球目の153キロ外角の直球を左前へ同点打。「きのうチャンスで打てなかったので…。言ってもらわなかったら打てなかったかも。感謝しています」。続く田中の遊ゴロで勝ち越し。チームは4月28日の広島戦(マツダ)以来の6連勝を飾った。

 前日、雄平は2回2死二、三塁の先制機でボール球に空振り三振。伊勢総合コーチに「力み倒しよって」と酷評されたが、一日で汚名を返上してみせた。今月1日に1軍昇格。13日の阪神戦(甲子園)から1番で7試合出場して、打率・433と健闘中だ。

 CS争いのライバル広島に3連勝でゲーム差は6。「強い理由?まだ1軍に来たばっかりでよく分からない」と雄平。こんな男も快進撃を支えている。

 ▼ヤクルト・赤川(8月3日以来の7勝目)絶対に結果を残したかった。最近では一番良かった。

続きを表示

2012年9月20日のニュース