CS絶望的 46歳誕生日の野村監督「現実として受け止めるしか」

[ 2012年9月20日 06:00 ]

<広・ヤ>CS遠のく…7回、中崎の危険球退場で投手交代を告げる広島・野村監督

セ・リーグ 広島1-3ヤクルト

(9月19日 マツダ)
 3位ヤクルトとの直接対決で痛すぎる3タテを喫し、ゲーム差は6。初のクライマックスシリーズという広島の野望は視線の先にかすんで行った。野村監督が声を振り絞る。「いいも悪いも、悪循環。打線が援護できないし、ピッチャーも点を取られちゃいけない、と窮屈になっている」

 敗因はとにかく貧打に尽きる。1回の梵のソロ本塁打で先制するも、その後は散発の2安打のみ。プロ初先発登板した20歳の中崎が6回まで無失点と奮投するも、疲れの見えた7回に打撃妨害出塁の後、中村への頭部死球による危険球退場で無死一、二塁のピンチを残し降板。リリーフした今村も最少得点差のリードを踏ん張れなかった。

 この日は指揮官にとって46回目の誕生日。「現実として受け止めるしかない。技術面でも精神面でもまだまだやらなければいけないことがある」。記念日も勝利で飾れず、勝負の9連戦を1勝8敗で終えた。

 ≪中崎 危険球退場≫広島の中崎翔太投手(20)が19日のヤクルト21回戦(マツダ)で危険球による退場処分を受けた。7回無死一塁で中村の頭部に当てた。危険球による退場者は今季、セ・リーグ6人目で両リーグでは10人目。

 ▼広島・中崎(プロ初先発も7回に危険球退場)回の途中で降りる気はなかった。情けないです。少し抜けました。

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2012年9月20日のニュース