闘将のゲキが逆転呼んだ!「高堀を勝たせてやろう!」

[ 2012年9月6日 06:00 ]

<日・楽>6回から2イニングを好投した楽天・高堀

パ・リーグ 楽天10-5日本ハム

(9月5日 東京D)
 1点を追う8回、楽天・星野監督の「高堀を勝たせてやろう」の号令で一挙4点を奪って逆転勝ち。連敗を3で止めた立役者は、4番手で2回無安打無失点に抑え、プロ初勝利を挙げた3年目の25歳右腕・高堀だった。「素直にうれしい。本当に野手の皆さんに感謝です」

 8月29日に1軍初昇格すると、今月1日のオリックス戦(Kスタ宮城)でプロ初登板して3回無失点。結果を残して徐々に首脳陣の信頼を得て、この試合は1点差に迫った直後の6回から登板した。過去2年間は1軍登板がなく「苦しかったし、悔しかった」。今まで最も注目されたのが1年目の春季キャンプでの2マイル(約3・2キロ)走でのトップ快走だっただけに「やっと野球でも目立てた」。観戦した三木谷浩史会長も「監督にはCSも諦めずに全力でやってくださいと伝えた。新しい投手も出てきていいんじゃないでしょうか」と大喜びだった。

 ▼楽天・聖沢(8回に決勝打)高堀を勝たせてあげられたのが一番良かった。

 ▼楽天・島内(初回に先制2号ソロ)1号より今回の方が良かった。でも、まだまだ。

 ▼楽天・釜田(自己ワースト被安打10で4回1/3を5失点)先頭を出しすぎた。東京ドームの狭さを気にしすぎた。 

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2012年9月6日のニュース