作新学院元野球部員 別の女性暴行事件関与か DNA鑑定で関与浮かぶ

[ 2012年9月6日 10:17 ]

 全国高校野球選手権大会に出場した作新学院(宇都宮市)の2年生で硬式野球部員だった少年(17)=自主退学=が大会期間中に強盗と強姦致傷容疑で逮捕された事件で、少年が別の女性暴行事件にも関わった疑いがあることが6日、捜査幹部への取材で分かった。

 捜査幹部によると、今春から宇都宮市内で10代の少女を狙った暴行事件が数件起きており、一部の遺留物のDNA鑑定から少年の関与が浮かんでいるという。

 少年は、8月10日午前6時50分ごろ、宇都宮市内の雑木林で10代の少女に背後から襲いかかり、ひざに軽傷を負わせた上、現金数千円を奪うなどした疑いで17日、宇都宮中央署に逮捕された。

 作新学院によると、少年は8月9日の同校の1回戦を甲子園で応援し、10日朝に帰ってきていたという。同校は選手権大会でベスト8に進出したが、岐阜国体は出場を辞退した。

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2012年9月6日のニュース