イチロー　代走で決勝点の生還「あれは普通セーフにはなれない」

７回、三塁走者のイチローは本塁へ突っ込み生還

ア・リーグ ヤンキース６―４レイズ

（9月5日 セントピーターズバーグ）
　ヤンキースのイチローは５日、セントピーターズバーグでのレイズ戦に７回代走で登場。相手の悪送球を誘い、決勝点の得点を稼いだ。

　７番Ａジョーンズが左前打で出塁すると、イチローが代走で登場。安打と犠打で三塁へ進むと、１番ジーターの二ゴロで本塁へ突っ込み、これが悪送球を誘って生還。二塁走者も還り、試合を決める２点を奪った。

　スタートもあまり良くなかったこともあって「あれは普通セーフにはなれない」とイチロー。「ちょっとキャッチャーの外からいきたいというところ。真っすぐいくとチャンスはないなという感じはあった」と回り込んでスライディングをした形になったが、相手二塁手がイチローの足を考えて、焦って悪送球した可能性は十分。イチローの足でヤンキースは再度単独首位となった。