清武氏が関わった書籍で出版妨害と読売に抗議「大手マスコミの傲慢な論理」

[ 2012年5月14日 16:36 ]

 巨人の球団代表を解任された清武英利氏が取材に関わった書籍をめぐり、読売新聞東京本社が、「七つ森書館」(東京)と結んだ復刻出版契約の無効確認を求めて提訴したことについて、出版流通対策協議会(高須次郎会長)は14日、提訴は出版妨害に当たるとして、読売新聞社に訴えの取り下げと七つ森書館への謝罪などを求める抗議声明を出した。

 問題になっている本は、読売新聞社会部著「会長はなぜ自殺したか」(1998年、新潮社)。声明では「書籍、文庫で出版されて評価は定まっている本で、復刻して出版しても差し支えない。(訴えは)大手マスコミの傲慢な論理」としている。

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2012年5月14日のニュース