マドン監督 松井の「プレーへの姿勢はリーダーに値する」 

[ 2012年4月30日 06:00 ]

 レイズのジョー・マドン監督が、マイナー契約で合意間近となっている松井について初めて言及し、活躍に太鼓判を押した。

 レンジャーズ戦を控えた練習前の会見。「きょうも松井のアップデート(新情報)はないよ」と笑顔で自ら切り出すと、日本人報道陣の質問に「契約は別にして、個人的な見解」とした上で、松井の魅力を5分間以上にわたり熱弁した。

 「松井とは(ヤンキース時代に)長い間、同地区でプレーしてきた。勝負強い打者だし尊敬している。同時に彼はクラブハウスでもリーダーになれる。彼のプレーへの姿勢はリーダーに値する」

 かねて松井を高く評価する指揮官。6月に38歳になる、年齢による衰えについては「昨年オークランドで見た時は、非常に良くなっていると感じた。年を重ねたからといって、動けないとは思っていない」と否定した。

 一方で、今季のDHを務める右肩手術明けのスコットについて「今はDH専任だが、体調が良くなれば守備にも就いてもらう」と語り、今後DHの枠が空く機会が増える可能性も示唆。レギュラーの座は保証されない立場でも、松井のチャンスは少なくなさそうだ。

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2012年4月30日のニュース