DeNA「ギャンブルスタート」タイムリーなしで2得点

[ 2012年3月25日 17:27 ]

オープン戦 DeNA2―3オリックス

(3月25日 京セラD)
 DeNAがしぶとく2得点。1回は梶谷の2盗塁と暴投で先制し、5回も適時打なしで加点した。

 1―0の5回1死三塁。北の一塁へのゴロに三走の俊足、荒波が本塁へ突っ込む。ベンチのサインはバットに投球が当たると判断した瞬間に走りだす「ギャンブルスタート」。内野手へのライナーなら併殺というリスクを冒した中畑監督の作戦だった。

 タイミングは微妙だったが、荒波は「捕手に近いところで強いスライディングができた」と言う。果敢な走塁で捕手が球をこぼす失策を誘い、追加点をもたらした。

 試合後のミーティング、新監督は選手に「戦うチームになれた」と語りかけた。昨季までなかった期待感を漂わせながら、11勝6敗の3位で開幕前の準備を終えた。

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2012年3月25日のニュース