ＤｅＮＡ　代役４番は中村紀　中畑監督「選手層を厚くするための試練」

１８日のオープン戦で左太腿部を痛めたＤｅＮＡ・ラミレス。奥は中畑監督

　１８日のソフトバンク戦（横浜）での走塁中に左太腿を痛めたＤｅＮＡのアレックス・ラミレス外野手（３７）が１９日、横浜市内の病院でＭＲＩ（磁気共鳴画像装置）検査を受け「左大腿直筋の軽度の肉離れで全治約３週間」と診断された。

　ラミレスに代わる４番は中村となるが、その他のオーダーは流動的。首脳陣はきょう２０日の楽天戦（横浜）からＤＨを使用せずに投手を打席に立たせ、シーズンをにらんだ最終調整に入るプランを立てていた。

　しかしそれも白紙撤回。緊急昇格させた北を含め穴を埋める選手を見極めるため、今後もＤＨも使いながら打撃陣の状態を把握していく。

　中畑監督は「選手層を厚くするための試練だと思う。逆に楽しみにしたい。不安がらず前向きに頑張る。そういう姿を見せたい」と力を込めた。