西岡3A降格…指揮官「日本時代の姿を取り戻して」

[ 2012年3月20日 06:00 ]

3A降格が決まったツインズ・西岡

 ツインズは19日(日本時間同日夜)、西岡剛内野手(27)の傘下3Aロチェスター降格を発表した。今後はマイナーキャンプに合流する。

 キャンプ施設でロン・ガーデンハイアー監督、テリー・ライアンGMから通告を受けた西岡は「ここには挑戦しに来ているのだし、これで終わりではない。落ち込んでいる場合じゃない。少しでも早く上がれるように頑張るしかない。これからもしっかり前を向いてやっていく」と話した。

 西岡は18日にパイレーツとの練習試合に「2番・遊撃」で出場し4打数1安打。早朝練習や打ち込みもこなし、開幕へ向け調整を進めてきたが、今オープン戦は9試合で打率・240。守備でもミスがあり、左すねを骨折した昨季からの復活をアピールすることができなかった。二塁手はカシーヤ、遊撃手はキャロルがおり、控えも若手でカバーできると首脳陣は判断した。

 3年契約の2年目はマイナーからのスタートとなる。メジャー40人枠にはとどまるが、再昇格にはベンチ25人枠の選手の故障を待つか、3Aで結果を出すしかない。ガーデンハイアー監督は「じっくり課題に取り組み、日本時代の姿を取り戻してほしい」と語った。

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2012年3月20日のニュース