巨人移籍から半年で決断 高橋信「お金の問題ではない」

[ 2011年11月29日 08:27 ]

5月に清武球団代表(右)と入団会見を行った高橋信だが、新天地にオリックスを選んだ

 巨人を退団した高橋信二内野手(33)がオリックス移籍の意思を固めたことが28日、分かった。親しい関係者に「自由契約になって一番早く手を挙げてくれたのがオリックス。熱意も凄く伝わってきた」と話している。

 高橋信は今年5月に金銭トレードで日本ハムから移籍。しかし27試合の出場にとどまり、打率・182、0本塁打とレギュラーに定着した03年以降で最低の成績に終わった。

 オフの交渉では巨人側から強く慰留されたが「お金の問題ではない。巨人に恩返ししたい気持ちもあるが、残りの野球人生を考えたとき、出場機会を求めて新しい環境でもう一度挑戦したい気持ちが強い」と、他球団への移籍を志願。球団も高橋信の意思を尊重し、21日に自由契約となる申し出を了承された。

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2011年11月29日のニュース