渡辺会長、対決姿勢崩さず「法廷で負けたことない」

[ 2011年11月22日 01:18 ]

報道陣らに囲まれ東京都内のホテルを出る巨人の渡辺恒雄会長

 プロ野球巨人のコーチ人事に不当に介入したとして前球団代表の清武英利氏に批判された渡辺恒雄会長が21日、東京都内で騒動について初めて、報道陣に直接語った。清武氏が法的措置を示唆していることに「法廷ならわが方の最も得意とするところ。俺は法廷闘争で負けたことがない」と対決姿勢を崩さず「こっちは10人、最高級弁護士を用意している」と自信をのぞかせた。

 コーチ人事をめぐっては、清武氏が11日の記者会見で、渡辺会長が既定路線を覆して江川卓氏招聘を強行しようとしたとして、コンプライアンス(法令順守)違反と批判。双方が反論声明を応酬した末、18日に清武氏が解任された。

続きを表示

2011年11月22日のニュース