監督再挑戦に含み 落合氏「やらせたいという人が出てくれば」

[ 2011年11月22日 18:09 ]

記者会見に臨む中日の落合博満前監督
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 激務を終え、中日のユニホームを脱いだ落合前監督に、8年間の苦労などを聞いた。

  ×  ×  ×  

 ―現在の心境は。

 「非常に楽になった。重い肩書が外れ、初老の男性に戻った」

 ―心掛けたことは。

 「基本に忠実に、普通のことを普通にさせた。見る方はつまらないかもしれないが、それが上達の一番の近道」

 ―最後に選手にかけた言葉は。

 「今まで通り、一人の野球人として頑張りなさいと言ったら、泣かれました」

 ―最も成長したのは。

 「一番変わったのは谷繁だろう。これからも妥協しなければ、いい指導者になると思う」

 ―ベンチでは無表情を貫いた。

 「選手は監督の顔を見ている。このチームでは一喜一憂を見せてはいけないと思った」

 ―やりたいことは。

 「女房と映画を見たり、温泉にでも行ってゆっくりしたい」

 ―再び監督を務めるつもりはあるか。

 「縁があればやります。やらせたいという人が出てくれば、話は聞く」

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