満場一致!正力賞に秋山監督 選手、監督での受賞は王会長以来

[ 2011年11月22日 17:18 ]

正力松太郎賞の受賞が決まり、笑顔で記者会見するソフトバンクの秋山監督

 ことしのプロ野球の発展に貢献した監督、選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が22日、東京都内で行われ、ソフトバンクを8年ぶりの日本一に導いた秋山幸二監督(49)が選ばれた。賞金は500万円。秋山監督の受賞は西武での現役時代の1991年以来2度目。選手、監督両方での受賞はソフトバンクの王貞治球団会長に次いで2人目となった。

 今季のソフトバンクはレギュラーシーズンで2位に17・5ゲーム差をつけるなど圧倒的な強さで優勝し、中日との日本シリーズも4勝3敗で制した。選考委座長の王会長は「最後の最後まで日本球界を沸かせてくれた。要所要所で、秋山監督の采配が光った」と理由を説明。移籍1年目でソフトバンクの優勝に貢献した内川聖一外野手の名前も挙がったが、最後は満場一致で秋山監督に決まった。

 選考委員は座長の王氏のほか、田口雅雄(野球ジャーナリスト)、杉下茂、中西太、山本浩二(以上野球解説者)の4氏が務めた。

 ▼ソフトバンク・秋山監督の話 ただただ、びっくりしています。非常に光栄です。日本一になって周りの方が本当に喜んでくれたというのを多く聞いた。1年やってきて良かったなと思います。

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2011年11月22日のニュース