シリーズ初登板の川井が痛恨の初回失点、継投は完璧も

[ 2011年11月17日 06:00 ]

<中・ソ>初回、2点を失いガックリベンチに引き揚げる川井

日本シリーズ第4戦 中日1-2ソフトバンク

(11月16日 ナゴヤD)
 日本シリーズ初登板だった中日の先発・川井が、初回に3安打と守備のミスから2点を失った。2回以降は立ち直っただけに「立ち上がりをもう少し、しっかりと投げられれば良かった」と悔しさをにじませた。

 6回から山井―三瀬―浅尾とつないだ継投は完璧。今シリーズは4試合中3戦が1点差ゲーム。ブルペン待機を続けている山井が「ずっと準備はできていた」と話したように、僅差でも逃げ切る態勢は整っていた。自慢のリリーフ陣にリードでバトンを渡せなかった初回の失点が重かった。

 ▼中日・浅尾(シリーズ3試合目の登板)昨年の日本シリーズは悔しい思いをしたから、今年は勝って終わりたい。全試合を全力でいく。

 ▼中日・三瀬(古巣を相手に登板)日本シリーズという雰囲気の中で、特別な意識はなかった。直すところがあるので次までに修正したい。

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2011年11月17日のニュース