ナショナルズが青木入札を示唆、投手&野手両獲りも

[ 2011年11月17日 06:00 ]

 ヤクルトからポスティング・システムで大リーグ移籍を目指す青木宣親外野手(29)に対し、ナショナルズが15日(日本時間16日)、入札参加を示唆した。

 マイク・リゾGMが「プロスカウト部長を年に2回は派遣し、しっかり調査してもらっている。才能ある選手」と語った。ナ軍は日本ハム・ダルビッシュ、ソフトバンク・和田にも関心を示しており、日本人投手と野手の両獲りの可能性も出てきた。

 ナ軍が青木に期待するのは「1番・中堅」の役割だ。ナ軍のチーム防御率3・58は30球団中7位の一方、打率・242は同27位と課題は明確。特にアンキールがFAとなった中堅のポジションと、シーズン通して固定できなかった1番打者の補強は急務となっている。

 他にも、アスレチックス、レイズ、メッツ、インディアンスなどが入札に参加する可能性がある。青木サイドが入札を行うタイミングを見定めている中で、外野手が補強ポイントの各球団も、安打製造機の動向を注視している。

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2011年11月17日のニュース