日本シリーズ初登板の摂津 7回1失点で初勝利

[ 2011年11月15日 21:44 ]

第3戦に先発したソフトバンク・摂津
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日本シリーズ第3戦 ソフトバンク4―2中日

(11月15日 ナゴヤD)
 本拠地で2連敗して乗り込んだナゴヤドームのマウンドで背番号「50」が躍動した。日本シリーズ初先発のソフトバンク・摂津は、1点を先制した1回1死から井端に左前打を許したものの、続く森野を三振ゲッツーに仕留めると2回以降5回まで無安打の快投。6回に1点を失ったが、7回を4安打1失点と好投し、チームを今シリーズ初勝利に導いた。

 「本当にうれしいです。きょう勝たないとピンチなので…。(マウンドには)“いつも通り”の気持ちで上りました」。摂津はお立ち台で端正なマスクを緩めた。

 負ければ崖っ縁に立たされる第3戦。今季先発に転向し、14勝をマークした右腕が持ち味を存分に発揮。抜群の制球力とボールのキレで中日打線を抑え込んだ。「これでやっと落ち着くと思うので、また明日からです」。昨年まで2年連続70試合以上登板した“鉄人”だけに、第4戦以降は中継ぎ待機もありそうだ。

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2011年11月15日のニュース