1部復帰の日大が勝ち点 島袋10Kもまた敗戦投手

[ 2011年9月15日 16:45 ]

 東都大学野球リーグ第2週第3日は15日、神宮球場で3回戦1試合を行い、6季ぶり1部の日大が中大を3―0で破り、2勝1敗で初の勝ち点を挙げた。

 3回に1点を先制した日大は8回にも連打で2点を加え、中大の1年生左腕、島袋(1年・興南)を攻略した。吉田一(4年・青森山田)が2勝目をリーグ戦初完封で飾った。

 日大・仲村監督は「吉田一に尽きる。打線が8回に島袋から2点を奪ったのも効いた。伝統の日中戦で勝ち点を挙げられ、うれしい」と素直に喜んだ。

 3安打完封の吉田一は「2回戦がふがいなかったので何とかしたかった。3連投? スタミナは大丈夫でした」とエースの責任を果たして胸をなで下ろしていた。

 一方、中大は島袋が1回戦に続いて敗戦投手となった。10奪三振が示すように球は走っていたが、本人はいまひとつしっくりきていないようだ。

 島袋は「腕は前回より振れていたが、全体に感じがよくない」と振り返り、8回2死から3連打されての2失点に「リズムよく9回の反撃に入りたくて、淡泊に投げてしまった」と唇をかんだ。

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2011年9月15日のニュース