おかわり 9回に40号V弾!自力CSも復活

[ 2011年9月15日 06:00 ]

<ソ・西>9回無死、左越え本塁打を放った中村

パ・リーグ 西武2-1ソフトバンク

(9月14日 ヤフーD)
 西武の中村が、悠々とベースを一周した。1―1の9回無死、左腕・森福の外寄りスライダーを左翼席へ運んだ。両リーグ一番乗りの40号は自身2年ぶり3度目の大台。節目の一発は決勝弾となった。

 「涌井が頑張っていたので何とかしようという気持ちだった。うまいこと打てました。40号?特に感想はないですね」

 今季から導入された飛ばないとされる統一球。だが、116試合目での40発到達は、46本塁打の08年、自己最多の48本を放った09年の130試合目を大幅に上回るシーズン50本ペースだ。「僕の場合は真っすぐも変化球も、同じような形、スイングで打ちたいっていうのがあります。変化球には下半身で粘って、間をつくる。それが理想ですね」と自身の打撃論を口にしたことがある。08年から2年連続で本塁打王のタイトルを獲得してつかんだ本塁打のコツ。それを実践さえすれば、ボールは関係ない。

 楽天が勝ったため、一夜で自力CS進出の可能性は復活し、渡辺監督も「うちとしては最高のゲーム」と上機嫌。通算200号に王手をかけた中村は「なるべく早く打ちたいなと思います」と次の節目に目を向けた。

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2011年9月15日のニュース